事業内容

ユニオン石油工業株式会社は、
ナフテン系ベースオイルメーカーです。

弊社は1947年興亜石油株式会社の関連会社として創設され、1975年に出光興産株式会社の資本参加を受けたナフテン系ベースオイルメーカーです。
主力製品であるナフテン系ベースオイルは、フルフラール溶剤精製抽出装置の特徴を生かし、ベースオイルの安全性基準であるEU基準(DMSO抽出物3%未満)をクリアーした安全性の高いナフテン系ベースオイルとして、高く評価されております。
また電気絶縁油原料や再生アスファルト添加剤の供給を通じて、電化社会、再循環社会の実現にも寄与しています。
このナフテン系ベースオイルにパラフィン系ベースオイルを合わせ、特徴ある各種プロセスオイルも製造しております。また溶解性の高いアロマオイルにつきましては、特殊用途の潤滑油としても高く評価されております。
その他、燃料油(A重油、低硫黄C重油)、化成品(重亜硫酸ソーダ液)も生産販売しています。

2つの事業

写真:石油

石油製品製造事業

ナフテン系原油からベースオイルと燃料油を製造しています。

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化成品製造事業

重亜硫酸ソーダ液を製造しています。

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写真:化成品

石油製品製造事業の流れ


						①【海外輸入原料油】原油は海外から輸入。三井物産との共同配船で確実な輸入を行っています。
						②【自社原料油】、【連続式減圧蒸留装置】
						③【吸着処理装置】【連続式第2減圧蒸留装置】、【フルフラール溶剤精製装置】
						④各装置においては、製造に必要なデータの厳密な管理を行い、常に安定した品質の製品を製造しています。各装置間においても半製品の品質チェックを行い、信頼されるものづくりを行っています。、【ヘックマン式単独蒸留装置】【ソーダ洗浄装置】
						⑤各製品はニーズによって様々な粘度グレードの製品に仕上げています。これらブレンド品も独自のノウハウにより、安定した品質を維持しています。
						⑥【ナフテン系ベースオイル】、【燃料油】
						⑦お客様への配送は、船、ローリー、ISOコンテナ、ドラム缶と多様です。出光興産並びに契約運送会社各社と力を合わせて安全・安心配送に努めています。
						写真:船、写真:トラック、写真:工場、写真:ドラム缶
						ナフテン系ベースオイル 燃料油

化成品製造事業の流れ


						①写真:トラック、写真:船
						【硫黄】硫黄は石油元売りです。自社ローリーで引き取りに行っています。,【苛性ソーダ】苛性ソーダ等は化学会社から購入しています。
						②【燃焼炉】硫黄(S)を燃焼し、SO2を生成。
						③【反応塔】二酸化硫(SO2)と苛性ソーダ等(NaOH)が反応し、重亜硫酸ナトリウム(NaHSO3)を生成。
						④燃焼、反応が確実に行われていることを各種データで確認しながら運転を行っています。また系外へ亜硫酸ガスが出ない様な工夫を凝らし、地球環境を壊さない運転を心掛けています。
						⑤【重亜硫酸ソーダ】
						⑥写真:トラック
						生成された重亜硫酸ナトリウムは、製品タンクで濃度調整されて製品となります。製品となった重亜硫酸ナトリウムは、専用ローリーにて西日本を中心に配送されます。
						重亜硫酸ソーダ